
近年は派遣社員の方で結婚している方も少なくはないです。正社員と結婚するのがもちろん良いですが、正社員だからといって生活が安定しているともいえない時代になってきています。例えば正社員の方でもいつリストラされるかわかりませんし、会社が倒産する可能性も十分にあります。派遣でも家族を養おうと思えば養えます。
近年考えられているものとして、「ミニマムライフコスト」というものがあります。これは生活をしていくのに最低限必要なコストのことです。これさえ知っておけば派遣でも家族を十分に養うことができます。例えば、月15万円あれば生活できるという方がいます。都心でそのような生活は考えられないという方もいますが、そういった方はミニマムライフコストを知っているから不安になることも少ないのです。
ただ、派遣で働く場合はいつ仕事がなくなるかわかりません。もちろん正社員でもいつ仕事がなくなるかわからないというのは同じことです。つまり、家族の生活費を考えて働けばまったく問題なく養っていくことができます。近年は派遣でも月20万円以上稼げる人も多いですし、20万円あれば何とか生きていけるという家庭も多いです。後は子供の予定などを決めていくことが必要となります。
派遣が正社員と違う点と言えば、やはり社会的信用の点です。ローンを組むときに正社員の方はすぐに組めますが、派遣の方はローンが組めないこともあります。近年の審査は比較的通り易くなっていますが、住宅ローンなどの大きなローンの場合は契約できないこともあります。その点を良く考慮しておくことが必要です。
ローンというのは契約する本人の情報をもとに「信用できるかどうか」を判断していきます。その人の家族構成や職業、年収、仕事内容、返済能力があるかどうかなど、細かい点まで審査を行って、支払い意思と能力がある方にのみローンを契約してくれます。派遣で家族を養っているという方で諦めているという方も少なくないです。ただ、近年は派遣やアルバイトの増加によって、審査の基準を変えているところもあるので、まずは相談してみるのが良いです。
派遣の場合はローンの審査に落ちてしまうことも多いです。そういった場合はどうしても諦めるしかないと思っている方も多いです。ただ会社によって違うということもあるので、様々な銀行や金融会社員相談してみるのが良いです。