メリットだけじゃない。派遣法改正法案で考えられるリスクとは | 派遣らいぶらり
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2016年11月13日

メリットだけじゃない。派遣法改正法案で考えられるリスクとは

派遣社員のかたが正社員にはなりやすいですが、業務内容が厳しくなり、予想以上に激務のケースがあるので、派遣先は慎重に考えないといけません。
編集部

全国には正社員として働くことができず、派遣社員として働いているかたが非常に多く、問題視されていましたが、派遣法改正法案によって派遣社員のかたが3年後に正社員としての募集を告知する義務が会社側にあるので、正社員になりやすいという環境ができたので、派遣社員のかたもやりがいや向上心を持ってお仕事ができます。

派遣社員のかたに対して良いことばかりではないのが派遣法改正法案です。会社側は派遣社員のかたには派遣社員用の面接しかしておらず、業務内容についてはスキルと3年間継続して働けるかという点だけであり、生涯雇用するのは、新卒採用だけの会社が多いです。新卒で正社員として働いているかたは、昇給試験を受けており、順調に昇進しているかたがいますが、派遣社員のかたが昇給試験を受ける際は、一から勉強する必要があり、よほど優秀でないと試験には合格できないという事実があります。

派遣社員がずっと派遣社員として働きづらい

派遣社員として働いているかたの中にはさまざまな理由が存在しており、単純に正社員としての働き先がないケースや派遣社員として働いて内に資格を取得したいというかたなどさまざまです。派遣社員としてずっと働きたいというかたは、正社員として働くように通達されるケースもあるので、派遣社員のかたが長期的に派遣社員として働きにくい環境となっているので、不都合だと考えるかたも存在しており、いちがいに良い制度だとは言えないでしょう。

企業は経費がかかってしまう

企業の中には派遣社員として働いてもらっているからこそ成り立っている企業も存在し、企業は派遣社員のかたに対し、正社員並みの経費がかかってしまうので、経費によって会社の運営が圧迫し、経営が上手くいかなくなるケースがあります。派遣社員から正社員として働くかたにとって、せっかく正社員として働けるのに、給料が上がらず、派遣社員として働いていたほうが良かったというケースがあります。

派遣社員が正社員の業務もおこなうことになる

派遣社員のかたと、正社員のかたとは業務内容が異なり、気軽に働きたいと思っていたかたが、正社員並みに働くことになるので、激務で頭を悩ませているかたは少なくありません。将来的のためのスキルアップ、キャリアアップのために派遣社員といて働いていたかたは、想像していた業務内容とのギャップに驚かれるかたが少なくありません。

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